しばらくはここ数ヶ月で購入した書籍の購入理由について 第2回
「オタク成金」アフタヌーン新書
「eスポーツ選手はなぜ勉強ができるのか ~トッププロゲーマーの『賢くなる力』~」小学館新書
1冊目は、脚本家であり、ライトノベル(ラノベ)作家でもあるあかほりさとる氏の1980年代以降のいかにして成金となり、そしてそうではなくなったのかについてインタビュー形式で書かれた新書です。
このアフタヌーン新書は後発ということもあり、またエンタメ系に強いこともあり、通常の新書よりもエンタメ系に振っているネタを題材としていることが多いのが特徴です。
書籍そのものは、アフタヌーン新書は刊行点数がそれほど多いほうではないので、順に気になる新書を購入していこうと思い、ちょうど購入したものです。
筆が速いと定評だったあかほり氏がどのような姿勢で仕事をしているのか、という点にも興味があり、創作のコツなども含めて赤裸々に語っている部分も含めて、インタビュー形式なのでラノベよろしく読める新書となっています。
いわゆる、学術系の新書であるよりは軽妙な語り口調がそのまま文章になっているタイプです。
実は冒頭だけ確認しようと思って手に取ったところ、読み終わってしまったので、「これから読もう」の趣旨からは外れてしまうのですが、今回は特例としてこちらに記します。
2冊目は、プロゲーマーがプロゲーマーに高学歴が多いのでは、という疑問から取材してまとめた新書となっています。
こちらは業務に関係する部分(ゲーム系)があることと、他にもプロゲーマーが書いた新書はひととおり目を通しておこうという方針を立てていることもあり、購入しました。
それから、eスポーツがどういうものであり、現在進行形でどういう状態なのか、といったものも、この書籍は2020年刊行というまだ最近の発行物から確認しようという試みもあります。
3冊目は、大英帝国と呼ばれた時代、ヴィクトリア朝なども含めた、世界の貴族制度に興味があるため、この新書でもそういった部分や階級制度にも触れられていることから購入に至ったのです。
近代の貴族が、産業革命などを経て、この後に二度の大戦を経て、いろいろ変わっていくわけですが、その前、そしてナポレオン時代のあとにやってくるヴィクトリア朝の時代についてのアクセスしやすい新書があることは、非常に助かります。
いろいろ調べるにせよ、とっかかりとしてちょうどよい書籍はなかなかないからです。