しばらくはここ数ヶ月で購入した書籍の購入理由について 第29回

「格差と序列の日本史」新潮新書
金・銀・銅の日本史」岩波新書
「人事の日本史」朝日新書

 1冊目は、タイトルは格差と序列を扱っているように見えますが、官職の職階や位階、階級などについて書かれた新書です。目次を読む限りでは。
 タイトル的に差別化する必要があったのはわかるのですが、格差という意味はあまり目次からは伺えません。
 序列の意味合いのほうが強いようです。
 内容はまだ読んでおりませんが、位階や階級など職務上の上限関係については、時代ごとに変わるところでもあるため、他の書籍でも詳しいところとそうでないところ、重点的に描かれているところとそうでないところの差があります。
 そのため、購入理由としましては、出るたびに買っているジャンルの書籍のひとつですので、こういった身分制度も含めて興味があることがいちばんの理由となります。


 2冊目は、通貨の素材としての金・銀・銅の加工と流通に関する日本史を扱った新書であることが目次からわかります。
 通貨に関しては、いろんな切り口があるため、少しでも気になる新書があれば、買うようにしているため、購入理由としては「通貨関係のジャンルはできるだけ新書なら買う」という理由となってしまいます。


 3冊目は、人事においても歴史上の人物や人事制度に焦点を当てた新書です。
 人事でも特殊なケースを扱った例から、人事制度も時代ごとの背景と理由があるため、同じようにはならないことがよくわかります。
 このあたりは、人に関する階級などがどうしても気になることから、つい買ってしまうという理由が購入理由となるぐらいには、他の人事に関する書籍を購入しがちです。